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『1080゜シルバーストーム』インプレッション

サンフランシスコで開催されている任天堂ゲーマーズサミットでの『1080゜シルバーストーム』のインプレッションです。翻訳は記事中の表記どおりに「アヴァランチ」としました。口調が変わり変わりになってるのは許して下さい。。。力尽きました。まさか3時間も掛かるとは。眠い。

任天堂 ゲームキューブ
サンフランシスコで開催されている任天堂ゲーマーズサミットでの『1080゜シルバーストーム』のインプレッションです。翻訳は記事中の表記どおりに「アヴァランチ」としました。口調が変わり変わりになってるのは許して下さい。。。力尽きました。まさか3時間も掛かるとは。眠い。



今日の朝早く、驚くほど晴れたサンフランシスコで任天堂オブアメリカは重大なアップグレードを伴った最新版のゲームキューブ『1080アヴアランチ』を私達に見せた。このスケートボーディングゲームは北米で12月1日のリリースが予定されていて、今までに無くより速く、よりクリアで、より洗練されたバージョンは私達を幸せにしました。私達はアヴアランチの多くのモードでレースをし、トリックを決め、そしてその印象をあなたに届けます。

特徴
・N64のヒットタイトル『1080スノーボーディング』の続編
・新たに5人追加されたキャラで最高の環境の雪山をレースを
・なだれを振り切り、ゴールしろ
・コンピューターとの戦い、時間との戦い、ポイントを稼ぐためのレース
・4人用モード
・LAN対応

『1080アヴァランチ』はもうじき登場の『SSX3』と同じようにユーザーを主役のスノーボーダーに仕立て、白いコートで覆われた山に放つ。トリックを決め、スピードを上げ、空気を掴み、そして良いタイムを出すのだ。前置きは『SSX3』と同じ、では何処が違う? - ご安心を、NSTが開発したGC版はSSXクローンなどではありません。独自のプレイスタイルがあり、ビジュアルで存在感を持ちます。まず第一に、これはEAが提示するものよりもシミュレーションにギアを入れたゲームです。殆どのコースは実在するようなリアルなコースで、例えばトリックをする際にも重力は無視できません。無茶苦茶なコースは存在しませんし、ボーナスでジェット気流に乗って高く飛ぶ事も出来ません(もちろんゲームに任天堂的なファンタジックな演出が無いわけではありませんし、雪崩はスリル満点です)。またコントローラーはアーケードスタイルの非常にシンプルな使い方です。

ゲームモードは幾つかあって、一番重要だろうのは「マッチ・レース」。スノーボーダーを選択して、新しいボーダーを登場させたり、新しいコースを遊ぶためにチャレンジを進んでいく。「Novice」と「Hard」の2つがあり、「Novice」では4つのコースが、「Hard」には違う5つのコースがあった。「Hard」をクリアすれば別のリーグ、例えば「Expert」や「Very Hard」が待ってるだろう。もちろん私達はそれを試した。が、どうも開発中バージョンの悲しい所で開くことはなかった。はっきり言って「Novice」と「Hard」のコンピューターは弱かったので簡単にライバルを叩けたよ。

更に「マッチ・レース」では他の3人のプレーヤーと対戦する事も出来る。「ゲート・チャレンジ」・「トリック・アタック」・「タイム・アタック」・「タイム・トライアル」といったモードでも4人対戦は可能だ。名前を見れば分るとは思うが、とにかく説明する事にしよう。「ゲート・チャレンジ」は山を下りながら置かれたゲートをくぐるというものだ。何回か失敗するとアウトで、カウントダウンされてるから時間内にクリアしなくちゃいけない。ゲートを1つくぐると少しだけ時間はプラスされる。「トリック・アタック」はトリックを決めていきゴールラインに達する前にポイントを稼ぐ。こっちにも時間制限がある。

このゲームが他と最も違うのは4分割スクリーンのモードがあることだろう。更に幾つかのゲームキューブと接続されたテレビを用意すればLANでも遊べる。私達はLANモードも試した、しかし残念なことに任天堂が用意を怠った為にこんなエラーを受け取ってしまった「A Network Adapter is required to play LAN mode.(LANプレイモードにはネットワークアダプタが必要です)」。

キャラはスタート時に5人のキャラクターから選択が可能だ。見慣れた顔からニューフェイスまで居て、Ricky Winterborn、速水あかり、Rob Haywood、KemenそしてTara。それぞれのキャラはスピード・ジャンプ・加速・ターン(グリップ)・バランスの性能で測られる。スノーボードも同じように性能があり、ボーダーとボードの組み合わせを考えることが重要です。Rickyは高いジャンプ性能の他は平均的な能力を持ち、あかりはターン能力に優れます。更にKemenは最高速はとても速いのですが加速力やターン力に劣りバランスが良くない、Haywoodはスピードが速くバランスにも優れます、Taraはターン力が素晴らしいです。

『アヴァランチ』は左利きも右利きもサポートしていて、ボーダーを選択する際にLRで変更出来ます。

さあ、ゲームモードやオプションについては分りましたね。しかしゲームプレイはどうでしょう? E3から長い道のりが過ぎました。コントロール配置はこれでもかと単純化され、直感的にプレイ出来るようになりました。ボーダーをアナログスティックで巧みに動かせます。アナログスティックはリアルに反応良く動きます。雪上にボーダーが居る時にはLを押すと姿勢を倒します。速く動きますがコントロールが困難になります。これは急カーブなどで使用されることでしょう。またLボタンは氷を引き裂く(?)時にも使われます。

他のものを押しのけてAはジャンプに使われます。押してチャージして離すとジャンプ! 長く押し続ければより高く。ただしあまり長く押しても一定以上には無理だから、タイミングを計って上手くジャンプしてトリックを決めよう。Y、X、Bはそれぞれアナログスティックと組み合わせてトリックに使い、Cスティックはカメラのズームイン・アウトに使われます。トリックは『SSX3』と比べると少なめです。でもその代わりぞのトリックも複雑でも難しくもありません。これが好きという人も居るでしょうし、そうでない人も居ましょう。私達としてはよりチャレンジャブルなSSXスタイルが好きだけどね。

トリックを回数決めれば画面にあるパワーメーターが貯まり、ボーダーのアウトラインがセルシェイドになり、ライバル達を倒せるようになります。このボーナスはゲームにもう一層の深さを与えます。

1つ確実に言えるのは『1080アヴァランチ』はとっても速くなったって事。任天堂が見せた最新版と比べればE3版はまるで"かたつむり"のよう。ゲームはシンプルに熱狂的なスピードでその為とても魅力的です。巨大な雪のカバーに覆われた山の未知を下り、でこぼこや傾斜を超えて、空気を掴み、ボードを蹴り上げ再び着地して、衝撃をものともせずレースを続けます。風や衣服の描写はスピードの速さをより印象付けます。これは前作からよくなった点と言うことが出来ます。残念ながらフレームレートは安定しません。特に雪の粒子が飛び散るような場合、落ちます。任天堂は完成までに60fpsに安定させると誓います。私達はこれを固唾を飲んで見守ります。

ゲームはパウダースノーが深く積もったエリアが存在するコースを特色とします。その場所にかかるとスローダウンします。また摩擦無く滑っていく氷道や、鍾乳石が落ちてくる洞穴があります。雪の割れ目から下に下りて地面の下の層を凍りの壁を突き破りながら進むことも可能です。巨大な崖から風を受けて舞い上がる事が出来ます。人工雪送風機が雪を送りボーダーの服を真っ白に染めるようなステージがあります。あるステージでは工場の中を機銃掃射を避けながら進んだり、電車のレールの上を進むような所があります。更に別のステージではスノーモービルで家まで先導してくれて、家のガレージを開けるとそこからショートカットになっているようなものもあります。雪山には鹿やウサギも居て、注意深く進まなければぶつかってしまいます。霧や雪や雨はステージを覆います。雨降りのコースでプレーヤーは気付くでしょう、NSTは『ウェーブレースブルーストーム』と同じ方法で画面に水滴を付けた事に。もちろん朝もあれば夜のコースもあります。

もちろん『1080アヴァランチ』と呼ばれる理由があります。後の方のステージでプレーヤーは白い雪山の一番頂上まで上げられて、下ろされて時間内に一番したまで降りることを要求されます。超ハイペースで進むインタラクティブ・エクスペリエンスの始まりです。雪に降りればすぐさまスピードアップが必要です。一分立たない内に崖があり、それを飛び越えます。ジェット戦闘機が編隊で背後から過ぎ去っていくと思えば、氷柱が前方を塞いだと思えば、洞穴に入り鍾乳石を避けながら進みます。ここからが問題で、雪崩が発生して襲い掛かってきます。巻き込まれればスリップしコントロール不能となり、転げ落ちるのみです。私達はこれが少しひどくやりすぎだと思います。私達は『1080』がもっと多くを提示することを望みます。

『アヴァランチ』は幅広い音楽を - あなたは信じないかもしれないが - ライセンスされた音楽の数々を収録しています(他の任天堂ゲームでは見られない)。収録されているのはSeetherの「Gasoline」、Finger Elevenの「Conversations」・「Good Times」・「Other Light」、Cauterizeの「Choke」・「Killing me」 、Boy Sets Fireの「Handful of Redemption」・ 「Rookie」 、8711の「Point A」・「Hoax」・「Re: Union」・「GFDS」・「Friendly Fire」・「Pretty Neat」・「Never Even Knew」・「Kill Kill Kill」・「Nachos! Gates Baby」・「Drop」、Squiddの「A Matter of Time」・「Little Drift」・「Dont Stop Now」・「Slip Away」・「Ten Mile」・「Got a Gun」。全ての音楽はロード中にMP3プレーヤー風の画面で選択出来ます。更にランダムで音楽をセットしたり、無音て遊ぶことも出来ます。ゲームはドルビープロロジックIIに対応しています。

技術的に見ても『1080』は印象的です。コースは広くバラエティに富みます。更に幾何学的な木、スキーヤーから動物のような生き物に満たされています。更にしばしば雪や雨のようなエフェクトが加わります。キャラクターモデルはポリゴン数に欠けるが、生き生きとしたアニメーションや衣服の動き、その他を特色とします。動的に変化する背景や小さなポップアップやフェードアウトなどの効果などビジュアル的に様々ありますが、最も大きいのは雪崩でしょう。雪崩はゲームプレイを劇的に変化させます。ただ1つの問題点はフレームレートだけで、それも改善されるでしょう。もし『SSX3』が存在しなければ全ての面で賞賛できるでしょう。しかしそれは存在します、と言っても全ての面であと僅かで、もしこれ以上手を加えなければの話です。そしてこれが任天堂が『1080』を年末に発売するまであと少しの時間を確保している理由でしょう。

全て言い終えやり終えて、私達は満足します。私達は最終バージョンに触れて、かつ雪崩を切り裂くのを待ちきれません。ゲームが名前に答えた場合、私達は斜面を走り抜けるエクストリームレースで(文字通り)倒れるだろう事を確信します。
《土本学》
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