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『マリオカート ダブルダッシュ!!』インプレッション

IGNcubeによる、『マリオカート ダブルダッシュ!!』のインプレッションです。フレーム数のことや新しいバトルモード、協力プレイモードの解説などがあり、なかなか興味深いです。誤訳等あれば、指摘よろしくお願いします。

任天堂 ゲームキューブ
IGNcubeによる、『マリオカート ダブルダッシュ!!』のインプレッションです。フレーム数のことや新しいバトルモード、協力プレイモードの解説などがあり、なかなか興味深いです。誤訳等あれば、指摘よろしくお願いします。

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フィーチャー
・最もポピュラーのゲームのひとつ。
・マリオ・ルイージ・ピーチ・クッパなどなどキャラクター沢山
・2人乗りシステム
・キャラクターごとのスペシャルアイテムヨッシーは卵を転がし、ワリオは爆弾を投げる、その他キャラみんな新アイテムを持つ
・色々なモード;グランプリ、タイムアタック、バトル
・マルチプレイヤー:4人対戦のバトルやレース、さらに2人協力プレイのグランプリ!
・2つから8つまでLANをつなげる
・ロジテックのホイールコントローラに対応
・プログレッシブ対応
・ドルビープロロジック2対応
・北米では11月17日発売(日本でも11月)

『マリオカートダブルダッシュ!』はGCにおいてもっとも早い時期から予期されていたタイトルだ。この新作は、前作以上もたくさんのフィーチャーが詰め込まれている。3つの新しいグランプリのカップ(のコース)から、3つのバトルモードまで、とても新鮮だ。私たちはこれまでゲーム全般のシステムについてみて来たので、それを繰り返したくはないが、ゲーマーズサミットにて完成版に近いバージョンをやり、そこにはたくさんのものを見ることができた。

明確なポイントから:スピードだ。E3バージョンの『マリオカートDD』は遅すぎる、といくらかの人々(任天堂の役員も含め)は気に入らなかった。プレイしたのが150ccにせよ、50ccにせよ、ゲームのペースは非常にのろかった。広いコース幅はその感覚をさらに強いものにした。愛しのドリフトもなくなっていた。任天堂は、これらの問題はわかっている、11月の発売までにはこれらの問題は解決しているだろうと約束した。

いいニュースは、彼らが嘘をついていなかった、ということだ。最終バージョンに近いマリオカートは、前のバージョンより明らかに早かった。もはやあなたがスピードに当惑することはないだろう。かわりに、しかるべきところにあなたの注目は集まるだろう。アイテムの戦略や、ドリフトを使って急なカーブを曲がろうとし、いつでも1位を狙っていく。私たちにとって、とてもクイックだと感じる。いいかえれば、私たちはスピードが速くなることに気にかけてはいなかったが、早くなることでよくなったと感じたのもまた事実だ。ワンワンが私たちの期待に沿ってくれたように、今たくさんの驚きが詰まっている。『マリオカートダブルダッシュ!!』はこれまでのシリーズと同じように、中毒性のあるゲームプレイで楽しむことができるだろう。

それは置いておいて、プレイすることができるそれぞれのモードについて見ていきたい。まずはグランプリからはじめよう。任天堂は、ゲームプレイ全体へのアクセスを与えてくれた。
キャッチ:何も打ち明けることはできない。彼らはシークレットが外に漏れることを望んでいなかった。だが会社代理人は「このゲームには、たくさん、たくさんのシークレットがある」と注意した。これはそのくらいにしておくけれど、ヘイ、それは私たちの欲望をそそってくれるではないか。彼らがシングルプレイをやりがいのあるものと残しておくために非公開にしているのだ、と望みたいところだ。グランプリ自体に関しては、12のコースにアクセスすることができた。

キノコカップ
・キノコカップ(これは誤植、多分)
・ルイージサーキット(Luigi Circuit)
・ベイビーパーク(Luigi Circuit)
・カラカラさばく(Dry Dry Desert)

フラワーカップ
・キノコブリッジ(Mushroom Bridge)
・マリオサーキット(Mario Circuit)
・デイジークルーズ(Daisy Cruise)
・ワルイージ スタジアム(Waluigi Stadium)


スターカップ
・シャーベットレーン(Sherbert Lane)
・キノコシティー(Mushroom City)
・ヨッシーサーキット(Yoshi Circuit)
・DKマウンテン(DK Mountain)

私たちはこれらすべてをかなりチェックした。コースデザインはほとんどすべての視点から喜ばせてくれた。それぞれのコースは、ゲームそれぞれ違った面を引き出していてユニークだ。私たちお気に入りのひとつ「ワルイージスタジアム」は、ゆっくり回転する炎や、道をさえぎるパックンフラワーなどMXスタイルのコースだ。また、「ヨッシーサーキット」はねじれやカーブばかりだ。プロたちの技術を引き立てる高レベルなコースだ。「デイジークルーズ」では、巨大クルーズのふちをまわる。確かに、ユニーク。

ショートカットも、明確になった。草深いところや、砂のところ、泥だらけのところを突進するというやり方や、サイドトラックで違うエリアを通るというやり方、両方ある。だから、もしあなたが私たちに「コースデザインとグランプリのフィーチャーに対し満足したか」とあなたが疑問に思っていれば、答えは、はっきり、イエスだ。

完全に新しい協力プレイモードもある。感謝することに、任天堂は、マリオカートファンの希望をかなえてくれた。マルチプレーヤーでグランプリをすることができ、さらに、2人で同じカートを運転することができる。任天堂によると、これは16人まで対戦できるようにするためのものだそうだ。まず、LANを使って8つのテレビ、そしてテレビごとに2人ずつ用意する。それは、ちょうどすばらしい1スクリーンのアクションになる、といえるだろう。すべての寄宿舎に、オフィスに--あなたはこれを設備したいと思うようになるだろう。操作法はきわめて単純だ。カートに2人のプレイヤー:一人は操作し、もう一人はアイテムを使う。ドリフトの時は、ドライバーシートにいるプレイヤーがLかRでドリフトし、バックシートのプレイヤーがドリフトターボを発動するためにスティックを往復に揺り動かさなければならない。前後をスイッチしたいときは、同時にZボタンを押すことに口頭で合意しなければならない。このマルチプレーヤーモードで、よりたくさんの人と協力プレイをするだろうと想像することができ、にぎやかな経験をすることができるだろう。これは私たちが最も開発に期待をしているモードだ--特にLAN上で。

もちろん、マリオカートのマルチプレイヤーの肝はいつもバトルモードだ。開発者もこのことは認識していて、3つのサブモードを加えてきた。バルーンバトル、シャインチーフ(Shine Thief シャイン泥棒)、ボム・オン・ブラスト(Bob-omb Blast ボム兵大爆発とかそんな感じ?)だ。3つのうち最初の「バルーンバトル」は、相手の風船を割るとという、ファンなら容易に理解できるだろうモードだ。基本システムは同じのままだ。『スーパーマリオサンシャイン』にインスパイアされただろう「シャインチーフ」では、プレイヤーはシャインスプライトを得るために戦う。その間、タイムカウントが0までカチカチと迫っていき、それを最後に持っていたプレイヤーが勝ちとなる。「シャインチーフ」に衝突して奪うこともできるし、アイテムを使いぶつけることも可能だ。

さいごに、「ボブ・オン・ブラスト」はその名前と同じぐらいおかしい。プレイヤーはボム兵を拾っていく--たくさん拾う、それがすべてだ。それぞれのキャラクターで5つずつ持つことができ、つまり1カートあたり10個まで持てる。好きなときまで持ち続けることができ、対戦者に投げつけると、爆発し、大きい3D半球が広がる。ゴールは、スターを規定数集めること(4人対戦では4つだった)。もし対戦車を爆撃することに成功したら、スターをゲットすることができる。もし爆撃されたら、スターを1個失う。これはまったく熱狂的で、一言保障することは、自分の爆弾で自分は攻撃されないということだ。ボム兵を投げるシステムは、遠くに投げることも、近くにも、後ろにおいて時限爆弾にすることも可能だ。爆弾の攻撃範囲は、爆弾を投げるというこのゲームプレイにより多くの戦略を与える。これは、ファンが直ちにはまるだろう新しいモードだと私たちは確信する。ただひとつのマイナス面は、「コースをクリアーする」というものではないため2位、3位、4位はないということだ。

これこそマリオカートがあるべき姿だ。いま、任天堂はスピードの問題に取り組み、ほかのモードについても一瞥を与えてくれたので、私たちは、おそらくこれがホリデーシーズンのベストタイトルのひとつになるだろう、と言うことができる。ヴィジュアル面では、すでに信じられないほどに安定している。シングルプレーヤーで60フレーム、マルチプレイヤーで30フレームだ。だからもう私たちには何の心配も持ってはいない。実際には、被写界深度など『スーパーマリオサンシャイン』から受け継いだ技術もあるように見える。

11月17日の発売を期待するとともに、私たちのただひとつの希望は、ファイナルバージョンで磨きがかけられ、「大乱闘スマッシュブラザーズDX」と同じように、いろいろな隠しが含まれてほしいということだ。
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