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GC『マリオゴルフ ファミリーツアー』レビュー(IGN)

任天堂 GC

日本での発売が9月5日に決まったキャメロット初のGCソフト『マリオゴルフ ファミリーツアー』。Ign.comのMatt Casamassinaによるレビューが掲載されましたのでその全文訳をお届けします。任天堂の最新ゴルフゲームはホールインワンを決めるのか、それとも池ポチャか?

・昔ながらの任天堂のキャラクターを使って新しいマリオゴルフをプレイできる
・64版と同じく伝統的なゴルフコースとファンタジックなコースが存在
・最大限の柔軟性を持ったオートとマニュアルのコントロールシステム
・ボールを土管を使ってワープさせたり、ワンワンのような悪い障害を避けていくことも
・トーナメントやマッチプレイなどを初めとする多様なゲームモード
・4人対戦可能
・進化したグラフィック
・ドルビープロロジック2対応
・セーブには13ブロックを要す

ゲームプレイ

=はじめから怪しい=
このマリオゴルフ以前にも、PSに(偶然でなく)はキャメロットが開発したかわいくてよく錬られたゲームである『みんなのゴルフ』があった。マリオゴルフ64もそんな感じではあるが、任天堂のキャラクターを取り込んでいた。
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GC版の『ファミリーツアー』でも伝統のあの直感的な操作感覚を保った上で、更に多くのコースやモードが加えられている。おなじみのキャラクターはいうまでもなく、ファンタジックな障害物なども追加されている。

=怪しい=
確かにこの最新作はその特色を醸し出している、まずタイトルからもすぐに想像されるキャラクター。きびきびとした動きを備えたきれい且つ豪華なフルモーション映像は、ゲーム中でラウンドに出発するキャラクターをアピールし、そのムービーはいつもの任天堂テイストがあふれている。また、このゲームの操作を教えるチュートリアルムービーが入ってるようです。同様のものがスマブラやエアライドにも装備されていたり。
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プレイするモードにはいくつかあり、それぞれで楽しませてくれる。
サイドゲームでは、ミニチャレンジが出される。例としては、ホールを巡る間にバーディーを規定数出さなければならないものがあるそうな。また、「ニアピンチャレンジ」では1ショットでできるだけピンに近づけなくてならず、やっているうちにに(たぶん知らず知らずのうちに)どうボールを飛ばすか計算高くなっていくことだろう。「スピードゴルフ」では、プレイヤーはより短い時間においてホールを巡らなければならない。一方で、コインアタックでプレーヤーは最多のコイン(レベルによって変わる)をあつめなければならない。また、64版に登場したリングショットは健在だそうで、スロットで決められたクラブのみで勝負するクラブスロットもしっかりと残っているようです。

ストロークプレーでは、最低数のストロークの人が勝つ。キャラクターマッチでは、プレイヤーは対戦者となるキャラクターを選び、そのキャラクターと一試合で対戦する。

どのモードもは印象的であるが、結局、プレイヤーはトーナメント・モードをやることでプレイすることができるコースをすべて解除するので、トーナメント・モードがメインということができるだろう。

トーナメントモードはゆっくりと始まり、最初からワープ土管やパックンフラワーだらけのファンタジックなコースを期待していたプレーヤーは失望するかもしれない。不運だが、そういったタイプのステージはいくつかの明らかに型通りの18ホールマッチをトーナメント・モードで抜けないとそういった障害の類は出てこないのだ。これは、奇妙で不運なことだなあと感じた。しかし、一度ピーチの招待試合(Peachs Invitational 5番目のトーナメント)が出れば、キノコばかりの王国にプレイヤーがマリオブランドから期待するであろう物がつまっていて、それはマリオゴルフをほかのゴルフソフトとは違うものにしている。

土管によるショートカットはシンプルで、うまくいけば安全にボールを運ぶことが出来、失敗すれば土管のふちにはじかれてしまう可能性がある。これにプレイヤーは興味を持つと同時に興味をそぐかもしれない。

実際の戦略としては、ワープを使っていき、OBとなってしまう溶岩やパックンフラワー、ワンワンをよけて進んでいく。結果的に、こういったステージにアクセスできるようになってから、どんどん面白く活発になっていく。

マリオゴルフの操作方法は、64のものからあまり変わっていない基礎的なものである。その証拠に、このシンプルな操作性は、直感的ですぐマスターできるものである。さらに、キャメロットは、スイングするとき、オートとマニュアルという2つの操作法を提供してきた。前者はスイング全体を2ボタンだけにまとめ、後者はさらにもう1回押すことでコントロールにより深みを与えている(プレーヤーはバックスピンやフォアワードスピン、ショットのパワーを与えることが出来る)。

これはよくできてはいるが、『タイガーウッズ』のアナログスティックを使った操作方法には及ばない。実際には、『タイガーウッズ』からマリオゴルフの操作法に戻るのは、車から家にもどってしまうようなかんじだ。また、ほかにもEAのシミュレーション重視なゴルフゲームから進化していないものがある。たとえば、カメラシステムは、木のようなコース内のオブジェクトに引っかかってしまうようなことがある。

しかし、任天堂ゲームのファンにとっては4人までのマルチプレイヤーモードが存在するという点において勝っているといえるだろう。

最終的な結論としては、とても楽しめるゲームであると言える。ファンタジックなコースが使えるようになれば特にそうだ。


グラフィック
=ちょっと自信ない=
最初のころのバージョンではあまりいいとはいえなかったが、信じようが信じまいが、キャメロットはしっかりとやってのけた。製品版では可愛い、いかにもマリオらしいグラフィックのゴルフゲームに仕上がった。エフェクトだけではなく、いつものマリオゲームとは違う驚くほどのフルモーションビデオシークエンスや、きびきびとして美しいアニメーション、さまざまなコース、ファンタジックな風景、作りこまれたキャラクターとアニメーションなど、ゲーム全体の見た目がよくなっている。

キャメロットはいくつかの点においてさらに一層の努力をしている。たとえば、コースのうちのいくつかは芝の中で、個々の葉で散らかっている(シェーダーのクオリティーのことをいってるのではない、こちらも悪くないが)、また、透明で反射する水の描写も特徴だ。

選べる16のキャラクター、マリオから、ワルイージ、ワリオ、ドンキーコングにいたるまで、そのそれぞれの違ったアニメーションは、そのデザインと同じぐらい印象的だ。ぼけているものもあるが、いくつかのテクスチャーはよく描きこまれている。

不満点としては、カメラシステムがよくなく、結構処理落ちもある。特に、周りの風景を見ようとしたときに起こる。全体的に言えば、完全に様式化されたゴルフゲームである。もちろん、プログレッシブにも対応している。

サウンド
マリオゴルフのサウンド関係は非常によく出来ている。ゲームの音楽は非常にその風景・環境とあっていて、トロピカルなものや元気で楽しいメロディーをブレンドしてある(1つか2つには歌まである)。また、ゲームでのすべてのキャラクターのユーモアのあるボイスが完全に入っていて、私たちのお気に入りの、決して笑わないワルイージが不満をぶつぶつ言っているようなものまで入っている。また、コンピューターや対戦者がグラブを振り下ろそうとしたところに野次を飛ばすことができるのは今回も健在らしい。ステレオを完備している人なら、ドルビープロロジック?に対応していることが常にプラスになるだろう。


・他のゲームと比較して
私はこのマリオゴルフを『タイガーウッズPGA2003トーナメント』とまったく遜色がないといえる。任天堂ファンなら、いつものキャラと舞台、シンプルなだけでなく直感的なコントロールを気に入るだろう。(私は、いつもと同じで目新しさのないこのキャメロットのコントロールより、『タイガーウッズ』でのアナログスティックを使ったコントロールのほうがすきなのだが)

残念なことに、ファンタジックなコースにたどり着くまでいくらかのトーナメントをクリアしなければならないものの、一度そこまで行ってしまい、いろいろな障害物が出現し、ショートカットが可能になってくれば、このゲームの本当の面白さにたどり着くだろう。

『タイガー』はまだキングではあるものの、もしあなたが何かプラスとなるものを求めているのならば、マリオゴルフはその期待にこたえてくれるだろう。特に、任天堂ファンであると自認し、いろいろなキャラクターを選ぶことが出来、そしてそのキャラクターでプレイできることに魅力を感じるならば。




スコア
プレゼンテーション 9.0 滑らかなメニューからきびきびしたフルモーションビデオまで。ファンタジックコースがもっと早く出てくれれば。
グラフィック 8.0 きれい。たくさんの場所、キャラクターモデル、アニメーション、反射する水やキチンの葉片のある草など、よい。
サウンド 8.0 全体的に、よく出来ている。ゲーム内には16以上のキャラクターのたくさんのボイスや、トロピカルなミュージックがある。
ゲームプレイ 8.0 あまり目新しくはないが、よいとは思う。ベージックなコントロールが、楽しいコースとミックスされている。『タイガーウッズ』のゲームのほうの操作法のほうがもっと直感的でよい。
永続性 8.0 たくさんのコース、たくさんのモード。そしてマルチプレイヤーモード。
総評(平均ではない) 8.0/10
《OKOK》

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